赤ら顔とは
毛細血管が拡張すると、血中の赤い色素をもつヘモグロビンが皮膚の表面に見えやすくなり顔が赤く見えます。その原因はさまざまであり、もともとの体質に起因する毛細血管拡張症、ニキビや酒さなどの何らかの炎症による場合、ステロイドの副作用による薬剤性などが考えられます。
赤ら顔・毛細血管拡張症の効果的な治療法
まずは上記の鑑別をしっかりすることが重要です。そして診断をしっかりと行ってまずはその治療を優先します。毛細血管拡張による器質的な赤みは生活習慣の改善や投薬では拡張した毛細血管は改善しませんのでレーザーによる治療が必要です。毛細血管拡張症に使用するレーザーには3種類あります。
Vフェイシャル
波長595nmのダイレーザー(色素レーザー)でヘモグロビンに対する反応が高いのが特徴です。
症例1 赤ら顔 50代女性
Vフェイシャル5回
症例2 赤ら顔 20代女性
Vフェイシャル5回
症例3 酒さ 50代男性
Vフェイシャル 5回
症例4 赤ら顔 40代女性
Vフェイシャル 5回
エクセルVトーニング
波長532nmのロングパルスKTPレーザーで波長が短いため皮膚の浅層までしか届きませんがヘモグロビンへの反応が一番高いのが特徴です。
症例1 40代女性
エクセルVトーニング5回
症例1 40代女性
ジェネシスVフェイシャル5回
赤ら顔の原因は毛細血管の拡張です。ニキビや皮膚炎などさまざまな原因により肌に炎症が起こると毛細血管が拡張し、血中の赤い色素をもつヘモグロビンが皮膚から透けてみえるため顔が赤く見えます。赤ら顔の治療は原因や症状の程度によって異なります。そのため鑑別疾患も多く適切な治療を行うには診断が重要です。当院では診断をしっかり行い、安心、安全に治療を受けていただくように心がけております。