エレクトロポレーションとは
薬剤を皮膚から導入させる治療法としてはイオン導入がよく知られていますが、さらに効果を高める方法として、エレクトロポレーションがあります。イオン導入が薬剤をイオン化させることで皮膚内に浸透させるのに対し、エレクトロポレーションは電気の力で細胞間に隙間を作り、そこから薬液を導入させる方法です。イオン導入よりも浸透力があるとされており、皮膚の深部にまで薬液を浸透させることができます。また、細胞成長因子やヒアルロン酸など、分子量の大きな物質も導入させることができます。当院ではケアシスとメソナJの2機種を導入しています。
ケアシス(CARESYS) はこのエレクトロポレーションの技術と45°C〜-25°Cまでの範囲で温度調節をしながら薬剤を導入できる「クライオ技術」を装備しており温めながら導入すると一時的に毛穴が広がり、美容有効成分がより浸透しやすくなります。また冷却しながら導入すると、血管が収縮し浸透した成分が肌に長時間とどまります。冷却しながらの導入は、他の施術後の炎症の鎮静にも効果的です。
こんな方にオススメです
- くすみ、肝斑が気になる方
- 乾燥、小じわ、ハリが気になる方
- 赤ら顔が気になる方
- 毛穴の開き、ニキビ痕が気になる方
- 血行不良によるクマを改善したい方
- レーザーなどの熱デバイスのお休み期間にメンテナンスを希望される方
施術が受けられない方
- ペースメーカー、金属性プレートなどを使用中の方
- 現在施術部位にトラブルがある方
- 妊娠の可能性または妊娠している方、授乳中の方
- ヘルペスなどの感染症のある方
治療の流れ(施術時間15分)
- 施術前にアクセサリーなどの金属類、補聴器などの附属品は外します。
- 導入する薬剤を肌に塗布し、ハンドピースで肌を冷却しながらなじませる
※電流によって額やこめかみ辺りなどがピリピリすることがありますが、出力の調整も可能ですのでお気軽にお申し出ください。 - 薬剤を拭き取る ※表面の薬剤のべたつきが気になる方は洗顔をしていただいても構いません。
アフターケア・注意事項
- 施術後すぐにメイク可能です。
- 痛みはほとんどありませんが、部位によって(歯科治療部分)違和感がある場合があります。
- 施術後、一時的に肌が赤くなることがありますが、通常は数時間で戻ります。
施術間隔
2~4週間に1回のペースで継続して施術を受けられることをおすすめします。
料金表(税込)
ケアシス | +7,700円 | |
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オプション導入剤 | ||
美白・シワ・たるみ 肌質改善 | 高濃度ビタミン A&C | +4,400円 |
肝斑・肌荒れ・ニキビ | トラネキサム酸 | +4,400円 |
毛穴の開き・ニキビ | グリシルグリシン酸 | +4,400円 |
美白・肌荒れ | プラセンタ | +4,400円 |
肌質改善・美白・ リフトアップ | ヒト骨髄幹細胞 (サイトカイン) | +11,000円 |
- まれに赤み
- アレルギー反応
ケアシスについて
未承認医薬品等
この治療で使用される機器は国内では医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認機器です。
入手経路等
この治療で使用される医療機器は、薬機法に基づき医師の判断によりクレシオ社で製造されたものを当院でより購入しております。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は厚生労働省HPをご確認ください。
国内の承認医薬品の有無
国内にて承認されている同効の機器はありません。
諸外国における安全性などに係る情報
諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。
ケアシスもイオン導入も美容成分を肌の奥へと効果的に届ける点では同じですが、次のような違いがあります。イオン導入は、手やコットンでつけるよりも美容成分の浸透率が数十倍〜100倍高いと言われています。そんなイオン導入よりもさらに高い浸透力をもつのがケアシスです。その浸透力はイオン導入の20倍とも言われています。またケアシスは基本的にどんな成分でも浸透させることができますが、イオン導入は、ヒアルロン酸などの分子が大きい成分や極性によって向く成分と向かない成分があります。またケアシスには45°C〜-25°Cまでの範囲で温度調節をしながら薬剤を導入できる「クライオ技術」を装備しており温めながら導入すると一時的に毛穴が広がり、美容有効成分がより浸透しやすくなります。また冷却しながら導入すると、血管が収縮し浸透した成分が肌に長時間とどまります。冷却しながらの導入は、他の施術後の炎症の鎮静にも効果的です。