エルビウムヤグレーザーとは

このレーザーの波長は2940nmで、炭酸ガスレーザーに比べて約10倍の水分吸収率があり、少ないエネルギーでの治療が、可能です。 スポット経が1~6㎜と幅広く小さな病変から広範囲の病変まで的確に迅速な治療が出来ます。そのため正常皮膚組織の熱損傷(ヒートダメージ)が限りなく少なく、炭化層(凝固層)が出来ないのでダウンタイムも短いため傷の治りが早く、治療後の仕上がりが綺麗です。治療後の赤みや色素沈着のリスクが少なく治療することが出来ます。

対象となるお悩み

皮膚の小腫瘍に大きな効果を発揮します

保険適応

  • 稗粒腫
  • 老人性イボ(脂漏性角化症)など

保険適応外

  • ホクロ
  • 汗管腫
  • 眼瞼黄色腫など

治療の流れ

  • 診察
    肌の状態を確認し、エルビウムヤグレーザーの適応かを判断します。
  • 説明
    説明後同意書を記入していただき、ご希望の場合は当日可能です。
  • 施術
    麻酔なしでも治療出来ますが、病変の範囲が広い場合や深い場合は麻酔をします。
    当日の診察状況や大きさ、数によりその日に出来ないこともあります。
  • 施術後
    処置後は擦り傷になっています。
    患部にテープを貼付もしくは軟膏を塗布します。
  • 照射直後は擦り傷の様な状態になり少し出血します。
    傷の大きさにもよりますが2~3日間は少し出血する事があります。
    その後傷が茶色くなることがありますが、レーザーの刺激による炎症後の色素沈着です。徐々に薄くなっていきますが日焼け、摩擦に注意してください。
  • 疼痛
  • 発赤
  • 出血
  • 瘢痕
  • 色素沈着
  • テープかぶれ

料金表

保険治療(いぼ冷凍凝固法)

3箇所以下(3割負担)630円
4箇所以上(3割負担)810円

※傷の状態によって軟膏処方、もしくは自費でテープを購入(1枚¥900円)

自費治療

患部の大きさによって料金が変わります ※自費でテープを購入(1枚¥900)

  • 製産国
  • ドイツAsclepion社 MCL 31Dermablate
  • 承認
  • 国内承認を得ていない未承認医療機器です。
    国内において承認されている医療機器はありません。
    MCL 31Dermablateは米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)に承認されています。