治療の説明
9価と呼ばれるワクチンで9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。
公費で接種が出来るのは小6~高校1年生相当の女子が対象です。
しかし平成9年~平成18年生まれまでの女性で、通常のHPVワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方も公費でシルガード9を受けられるようになりました。(キャッチアップ接種)
定期接種、キャッチアップ接種の対象年齢を過ぎての接種希望の方は任意接種(自費)になります。
治療の流れ
予約制となりますので事前にお電話にてお問い合わせ下さい。
- 接種回数:通常3回
- 9歳以上15歳未満の女性は2回接種も選択可能となりました。
- 接種間隔:2回の場合
- 初回接種から6ヶ月以上空ける
- 接種回数:3回の場合
- 初回接種から2回目は2ヶ月以上空ける
- 2回目から3回目は3ヶ月以上空ける。初回からは6ヶ月以上空ける
- 持ち物
- 接種券(公費接種の方)
- 母子手帳
合併症・副作用
特に注意が必要な副反応
- アナフィラキシー
- 気管支痙攣
- じんま疹
- ギラン・バレー症候群
- 血小板減少性紫斑病
- 急性散在性脳脊髄炎
その他の副反応
- 注射部位の痛み
- 腫れ
- 赤み
- 発熱
- しこり
- 知覚消失
- 頭痛
- 感覚鈍麻
- 手足の痛み
- 腹痛
- 下痢
- 寒気
- 疲れ
- だるさ
- 内出血
- 気を失う
- めまい
- 関節痛
- 筋肉痛
- 嘔吐
- リンパ節の腫れや痛み
~注意事項~
- 接種後30分間は病院にいるなどして様子を観察し、アレルギー反応などがあれば医師とすぐ連絡がとれるようにしておきましょう。
- 接種当日の入浴は差し支えありませんが、注射した部位をこすることは辞めましょう
- 接種後は接種部位を清潔に保ち、接種後24時間は過度な運動を控えて下さい。
- 同じHPVワクチンを接種して下さい。
- HPVワクチンを接種した後も、ワクチンでは予防できない型のHPVによる病変を早期に発見し早期に治療するために、子宮頸がん検診の受診が必要です。20歳過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
料金
1回 | 30,800円(税込み) |
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3回 | 92,400円(税込み) |